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外壁工事で使うサイディングとはどのようなもの?特徴や種類を解説

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皆さんのご自宅には、一体どのような種類の外壁材が使われていますか。

現在日本の多くの住まいには、「サイディング」と呼ばれる素材が使われています。

 

では、サイディングの特徴や種類とは、一体どのようなものでしょうか。

この記事ではサイディングに注目し、詳しく解説を行います。ぜひご一読ください。

 

驚きのシェア率!サイディング材とは

日本の外壁材には、かつてはモルタルが多く使用されていましたが、現在の主流は「サイディング材」と呼ばれるものです。

サイディング材にはいくつかの種類があり、のちほど触れていきますが、現在日本の外壁材では高シェア率を誇っています。

 

なんとパーセンテージは80%と言われており、非常に人気が高い外壁材として流通しているのです。

ひょっとすると、皆さんのご自宅の外壁材も、サイディング材が使われているかもしれませんね。

 

では、なぜ日本では今サイディング材が外壁材の主流となっているのでしょうか。

その背景には、サイディングの優れた特徴を挙げることができます。

 

サイディング材には種類がある

上記でも紹介しましたが、サイディング材には種類があります。種類はまず、4つに分類できます。

 

1つ目は「窯業系サイディング」です。

サイディング材の中でも最も高価ですが、優れた素材のため人気があります。

セメントと木質系の成分を合わせて作っている素材で、非常に優れた耐久性を誇ります。

 

衝撃や振動にも強い素材として知られており、防火性にも優れている素材です。

 

2つ目は「金属系サイディング」です。

金属系サイディングはその名称のとおり、金属素材でできています。窯業系サイディングよりも安価に施工できることから人気が安定しており、防音性に非常に優れています。

 

カバー工事に使われる機会が多いのですが、その理由は「軽くて丈夫」という特徴があるからです。

金属サイディングは断熱性にも優れていることから、建売住宅などの住まいにも多く使用されており、急速にシェアを拡大しています。

 

3つ目は「木材系サイディング」です。

木材をメインに使っているサイディング材で、断熱性に優れています。

価格は安価な素材ですが、木材系は水に弱いというデメリットもあります。

 

そのため、コーティングの意味もある外壁塗装をしっかりと行う必要があります。

デメリットがあることから、市場のシェアでは伸び悩んでいます。

 

4つ目が「樹脂系サイディング」です。

劣化しにくく耐久性にも優れていることから、今後成長することが期待されるサイディングです。

サイディング材は素材の隙間を埋めるためにシーリング材を注入する必要がありますが、樹脂系サイディング材には不要とされています。

 

メンテナンス頻度を下げることができるため、今後が注目される素材です。

 

なぜモルタルは市場シェアが落ちたの?

サイディング材には以上のように豊富な種類があり、特徴にもバラつきがあります。

 

いろいろな魅力的なサイディングが流通しているので、地域の特性や外壁材の費用なども踏まえながら施工時には検討するようにしましょう。

 

では、外壁材の主流となったサイディング材ですが、なぜ日本の外壁材で高シェアを占めていたモルタルは退行したのでしょうか。

市場シェアが落ちている原因を簡単に解説します。

 

モルタルが普及した理由には、耐久性が挙げられます。

今も建築の多くにはモルタル仕上げが残されていますが、ひび割れはあるものの現役で活躍しているモルタルも多く存在しています。

 

遮熱性もあり、意匠性が高い施工を行うこともできるため、品のある外壁が完成することもメリットに挙げられるでしょう。

しかし、モルタルはひび割れが非常に生じやすく、外壁にまるで血管が走るようなひび割れが増えていくことがあります。

 

また、モルタルは意匠性があるリシン仕上げ等を施工の際に行いますが、凹凸部分にほこりや雨垂れが蓄積されやすく、定期的に高圧洗浄を行わないと、外壁全体がくすんだような状態に陥ることもあります。

 

そして、サイディングのほうが「安い」という特徴に勝てなくなったことも理由の1つです。

サイディングは高品質・安価という2つの特徴を有しており、施工の際にモルタルよりも有利に立ったのです。

 

こうしたことから現在は、モルタルの人気は落ち着き、サイディング材のシェアが広がったと考えられています。

 

優れたサイディング材はリフォームでも活躍中

外壁は基本的に外壁塗装が行われていますが、外壁塗装のリカバリーでは補いきれないほどの劣化が生じたら、リフォームを検討する必要があります。

 

外壁のリフォームには塗装工事のほかに、カバー工法工事と張り替え工事があります。

カバー工法は金属サイディングが積極的に使われており、既存の外壁材の上からカバーをするような施工を実施しています。

 

一方で、張り替え工事の場合は既存の外壁材を撤去して、まったく新しい外壁材を張り直します。

カバー工法の方が解体をする作業が発生しないため、工事費用は安価で完了します。

 

しかし、外壁が単純に二重になってしまうため、住まいのご状態によっては負担となる場合もあります。

簡単なリフォームならカバー工法工事、ダメージを取り除き、外壁を真新しくしたい場合には張り替え工事を選ぶことがおすすめです。

 

外壁のリフォームを考えるべき時期とは

外壁は非常に長持ちである必要があります。施工後わずか数年で外壁が壊れてしまったら、住まいが立ち行かなくなってしまいますよね。サイディングの寿命は素材によって差異があるものの、25~35年程度の耐用年数があります。

 

その一方で、サイディングに施工されている外壁塗装の耐用年数はさまざまな塗料の耐用年数を平均化すると、おおよそ10年程度です。

つまり、外壁のリフォームやメンテナンスは、塗装の耐用年数を踏まえるとまずは「10年」が一つの区切りとされています。

 

外壁は雨や風の影響を大きく受ける建材であり、サイディングの場合はシーリング材が劣化することが多く、早めのメンテナンスを受けておくことがおすすめです。

 

シーリング材は耐用年数が塗装よりも低く、8年~10年程度とされています。

 

まとめ

この記事では、外壁工事の際に多く活用されている「サイディング」に注目してお送りしました。

サイディングはカバー工法工事にも積極的に活用されており、利便性が高い外壁材として人気が高まっています。

 

耐用年数にも優れている外壁材ですが、まずは施工後10年程度を迎えたら、メンテナンスをするようにしましょう。

長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす

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