屋根工事の流れからわかる施工の注意点とは|工事前にご一読を
屋根工事をご依頼される場合、一体どのような流れで行われるのかご不安に思うのではないでしょうか。施工内容はさることながら、工程内容を踏まえて生活を組み立てたいですよね。
そこで、この記事では屋根工事の流れを解説し、施工時の注意点もあわせて紹介します。ぜひお読みください。
屋根工事の流れと注意点の概要
屋根工事は住まいのリフォーム時によく行われている工事です。この章では屋根工事の流れについて詳しく解説します。工事を悩んでいる方、これから工事に臨まれる方はぜひお読みください。
1.相談・メンテナンス
屋根工事は相談をするところから始まります。屋根工事を依頼する方の多くは、瓦やサイディングが台風でズレてしまったり、屋根材の塗装が薄くなったりと異変に気が付いてご依頼されます。
また、雨漏りが発覚し大慌てで相談する方も少なくありません。屋根工事の専門業者にご相談いただくと、お困りの内容をヒアリングしメンテナンスを実施します。メンテナンスの際には屋根の上に登り、屋根材や塗装の現状、防水状態なども確認します。
2.打ち合わせ
屋根工事の専門家はメンテナンスを終えると具体的に行うべき工事内容を説明します。この段階ではまだ、屋根工事の契約ではありません。適切な工事内容を施工予定主にお伝えし、工事の見積もりもお渡しします。
雨漏りが起きている場合は暮らしに大きな打撃が発生している状態のため、早急な補修を行うこともあります。
3.契約
メンテナンスの結果提案した見積もりを確認し、ご納得ができたら契約に移行します。契約時には具体的な工事のスケジュールや流れを解説します。
4.工事開始
屋根工事の開始です。施工の具体的な流れとしては、まず足場設置を行います。屋根工事は基本的に高所作業に該当するため、足場設置が欠かせません。足場の設置後工事に着工します。足場の工事内容については次の章で解説します。
5.工事完了
施工が終わると足場の解体作業のあとに引き渡しです。屋根工事は天候に左右されやすく、荒天が続くと予定された工程よりも延びることがあると知っておきましょう。屋根工事の期間は約1週間~1か月程度です。
異常が屋根工事の基本的な流れです。まずは相談を行うことで、ご自宅に必要な屋根工事の施工内容がわかります。では、屋根工事の内容とは具体的にどのようなものでしょうか。
屋根工事とはどのような工事を実施しているの?リフォームの概要とは
屋根工事にはさまざまな工法があることをご存じでしょうか。前章では屋根工事の基本の流れを解説しましたが、この章では屋根工事の種類や施工内容に触れていきます。
屋根のリフォームの概要は以下のとおりです。
塗装工事
屋根工事の1つ目は塗装工事です。塗装工事とは屋根材に塗装してある塗料が薄くなったり、剥がれてしまった場合に実施されます。塗料には防水効果もあるため、屋根の塗装が剥げてきたと感じたら、雨漏りを防ぐためにも早めにリフォームしましょう。
塗装工事の流れは、足場の設置後に天候を見ながら塗装を塗り、乾かせば完了です。一般的な戸建住宅の場合、屋根塗装に劣化が進行していると外壁塗装も弱くなっていることが多く、同時に施工を行うこともあります。
カバー工法
屋根工事の中でも人気の工事の1つがカバー工法です。カバー工法の施工は、今設置されている屋根材の上から、真新しい屋根材を設置していく工事です。
防水施工なども併せて行っていますが、屋根が二重となるため住まい全体に負荷がかかる工事です。施工の際には耐震面にも影響があるため、業者側と慎重に検討しましょう。
工事の流れは至ってシンプルで、新しい屋根材の設置が完了すれば工事終了です。雨樋伊などに劣化がある場合は細やかな補修は行いますが、屋根材本体は撤去しません。
葺き替え工事
瓦屋根などを中心に行われている葺き替え工事は、既存の下地や防水工事などもすべて一度解体し、新たな屋根材を設置する工事です。工期は最も長く、費用も高い工事ですが、雨漏りの抜本的な改善や、住まいの増改築時などに行われています。
屋根が全面的にリフォームできるため、建物全体の印象をガラリと変える効果もあります。工事の流れの中に解体作業があるため、一時的に住人の方は退去していただきます。
屋根工事の注意点とはどのようなこと?
ここまでの記事では、屋根工事の基本的な流れと屋根工事の種類について解説しました。でどのような流れで屋根工事が進行していくか、イメージを持っていただけたでしょうか。
では、屋根工事の流れを踏まえて、知っておきたい注意点とはどのようなことでしょうか。施工の前に、ぜひ注意点もお読みください。
工事内容は慎重に検討しよう
屋根工事は解説のとおり、塗装だけの工事もあれば、今ある屋根を撤去しないカバー工法による工事もあります。工事内容によって施工にかかる費用には大きな差異があり、施工主の方としては「できれば安く済ませたい」を感じるかもしれません。
しかし、屋根工事は費用ではなく現状に合わせた施工が重要です。安く施工しても、雨漏りが発生するなどのトラブルが起きたら再度リフォームする必要があります。
工事内容は慎重に検討したうえで依頼するようにしましょう。
アスベストがある場合は早期にリフォームを
古いスレート屋根の一部には、アスベストが含有されている可能性があります。ご存じの方も多いですが、アスベストは発がん性のある危険なものであり、今ある住まいに見つかった場合には早期にリフォームを検討することがおすすめです。
なお、アスベストの撤去は通常の解体費用よりも費用が加算されることが一般的です。アスベストのある屋根の上からカバー工法をしてしまうと、そのまま危険な成分が残されることになるため、ご注意ください。
屋根工事のベストタイミングを知っておこう
屋根工事を実施する際にはベストタイミングがあることはご存じでしょうか。屋根工事は梅雨や冬季に行うと、天候により流れが中断しやすく工期が延びてしまう可能性があります。
屋根工事のベストタイミングは春と秋とされており、好天続きの中で作業することがおすすめです。特に塗装工事の場合は塗料を乾かす時間が必要であり、冬季は寒くなるため慎重に工事を決める必要があります。
まとめ
この記事では屋根工事の流れに注目し、注意点も踏まえながら詳しく解説を行いました。屋根工事にはさまざまな工法がありますが、現在の屋根の状態に合わせた工事が必須です。
屋根を守ることは住まいを守ることにつながります。慎重にご検討のうえで施工内容をお決めください。
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