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外壁材にタイルはおすすめ?タイルの特徴や使用における注意点とは

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現在日本の家屋における外壁には、サイディングと呼ばれる素材が使われています。

 

サイディングは外壁塗装が必要で、できれば点検がいらないとも言われる「タイル」を使いたいと感じる人も多いのではないでしょうか。

 

そこで、この記事では外壁材にタイルを使った場合の特徴や注意点を解説します。

 

外壁材にタイルはおすすめ?

冒頭に触れたように、現在日本の家屋の外壁材には、サイディングと呼ばれる素材が多用されています。

 

サイディングにもいろいろな種類があり、金属系や窯業系などがありますが、いずれも耐久性に優れており、コストパフォーマンスも良いため重宝されている素材です。

 

しかし、サイディングにも弱点はあるため、カバーをすることを目的に外壁塗装が行われています。

 

外壁塗装に使用される塗料にはシリコン系やアクリル系など、こちらもいろいろな種類がありますが、塗装後は約10年以上経過すると塗料の劣化が目立つようになります。

 

ひび割れが進行し、塗膜の剥がれなどが目立つようになってしまうのです。

そこで、外壁材の採用を考える際には、外壁塗装を行わない「タイル」が検討されることがあります。

 

では、外壁材にタイルはおすすめなのでしょうか。結論からいうと、タイルにも弱点はあるものの塗装不要という視点で見れば大変おすすめです。

 

タイルは無機物であり、耐久性が高い

土や砂などを使って高温で焼くことで完成するタイルは、非常に耐久性に優れており、硬さもあります。

 

庭やポーチの演出にも多用されることが多いですが、雨ざらしの中に設置しても割れてしまったり腐食してしまったりすることはありません。(重さによって割れてしまうことはあります)

 

タイルは無機物で構成されているため、有機物の外壁材よりも長持ちをする傾向があります。

また、耐候性にも優れているため外壁材にはベストの素材とも言えるでしょう。

 

サイディングの寿命は約20~30年程度と言われていますが、タイルは素材本体の持つ耐久性が高いため、40年前後も持つとされているのです。

 

タイルは塗装が必要ないため、外壁塗装に関する定期的な点検も不要です。

では、なぜここまで優れているタイルの外壁工事は、そこまで多く実施されていないのか、考察していきましょう。

 

なぜタイルの外壁材は普及しない?

マンションなどの高層集合住宅の外壁にも多く使用されているタイルですが、一般住宅の外壁材は繰り返しですが、サイディングの方が多く採用されています。

 

タイルは素敵ながらも演出できるため、もっともっと多くの外壁工事に使われても良いように感じますよね。

タイルは確かに点検がいらないと言われていますが、弱点もあります。

 

確かに外壁塗装の点検は不要であるものの、タイルは大きな1枚の板を外壁材に使うわけではありません。

細かいタイル素材を、外壁に合うように接着させていく必要があるのです。

 

つまり、接着に関する点検は欠かせないため、外壁塗装と同様に新築後10年程度を目安に点検をする必要があります。

タイルを外壁工事する際には、モルタルやコーキングを使って接着させる工事が欠かせないのです。

 

モルタルやコーキングにも寿命はあるため、タイルの外壁であっても点検は必須と考える必要があります。

 

タイルとサイディングはどちらがお得?

前項で解説のように、タイルでも点検が欠かせないことがわかりました。

では、サイディングとタイル、外壁材として採用する際にはどちらが「費用面」からするとお得なのでしょうか。

 

まず、タイルの方が金属であれ窯業系であれ、費用が「高くなる」ことを知っておく必要があります。

 

大手のハウジングメーカーや工務店は、積極的にサイディングを外壁材に採用していますが、費用面のバランスを考えるとタイルよりサイディングの方が優れているからなのです。

 

確かにタイルは丈夫で長持ちをするものですが、先に触れたようにモルタルやコーキングの点検コストはかかります。

新築時に同じ住まいで外壁材にかかるコストはタイルの方がどうしても高くなるため、慎重に検討する必要はあります。

 

ただし、点検のコストは外壁塗装よりもモルタルやコーキングの修理の方が安くなる傾向があります。

1つの住まいに長く暮らしていく場合には、点検コスト全体を考えるとタイルの外壁材の方がお得になる傾向があります。

 

タイルは掃除もしやすいので、初期投資のつもりでタイルを選ぶメリットは大きいと言えるでしょう。

 

タイルの外壁材は採用していないケースも

タイルの外壁材はメリットも大きく、点検コストも外壁塗装の視点で見るとお得なのですが、ハウジングメーカーや工務店によっては新築時の外壁材の選択肢にタイル素材を加えていない場合があります。

 

もしも今から住まいを建築予定で、サイディングとタイルの費用や特徴を比較しながら決めたい場合には、あらかじめ契約前に取り扱いをご確認されることがおすすめです。

 

タイルを外壁工事で採用する場合の注意点とは

タイルは優れている外壁材である、ということはここまでの解説で十分伝わったのではないでしょうか。

では、タイルを採用する場合の注意点とは一体どのようなポイントでしょうか。

 

タイルは庭の整備などを実施する際にDIYで舗装に使う方もいますが、外壁は高さもある工事のため、DIYで施工をすることは難しいのです。

 

モルタルを使って丁寧に下地を作る必要があり、加えてコーキングで隙間を埋めていく必要があります。

費用は掛かりますが、タイルの外壁工事はきちんと専門家に依頼するようにしましょう。

 

また、コーキングの耐用年数は7~8年程度と言われており、ゴム素材のコーキングがめくれてくる場合があります。

 

コーキングが簡単な補修であればご自身でリフォームすることも可能ですが、こちらも高所作業を伴う箇所はDIYだと転落のおそれもあり大変危険です。

 

ひび割れなどの違和感を見つけたら、早めにプロの修理を依頼するようにしましょう。

タイルであっても、外壁塗装時と同様に高所作業を伴う場合には、基本的に足場の設置が必要となります。

 

まとめ

今回の記事では外壁工事でも人気のタイルについて注目しました。

タイルは「点検がいらない」と言われることも多く、近年注目が高まっています。

 

しかし、モルタルやコーキングを使用するため、点検が不要なわけではありません。

また、施工費用はサイディングより高くなる傾向がありますので、十分に検討のうえで施工しましょう。

長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす

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