外壁工事に必要な内容とは?塗装における工程や費用と解説
ご自宅の外壁は現在どのような状態ですか。
色が薄くなってきた、剥がれがあるなどの症状を見つけたら外壁工事を行うべきタイミングかもしれません。
では、外壁工事において塗装工事の内容や費用とは一体どのようなものでしょうか。
この記事では塗装分野に着目し、詳しく工事の概要を解説します。
外壁工事は大きく2つに分けられる
私たちの暮らしは外装部分が無くては始まりません。
住宅を雨や風、害虫などの災害から守ってくれるのは外壁がしっかりとブロックしてくれるからです。
では、外壁に関する工事にはどんな内容があるのでしょうか。
外壁工事は主に2つの種類に分けることができます。
外壁の設置やリフォームの工事
新築時には住宅の基礎部分となる鉄骨や木材による枠組みが完成したら、次に屋根や外壁という外装部分を設置します。
近年の外壁の設置工事はサイディング素材が使われていることが多く、既存のサイディング材をテキパキと貼り付けるような作業が多くなっています。
外壁工事の基本は外壁材の設置です。
なお、外壁塗装の工事が不要なレンガやタイルなどの設置も外壁工事に分類されます。
外壁工事には新規の設置以外にもリフォームの工事も含まれます。
築年数が経過していくと外壁材にもダメージが進行します。
例として、外壁塗装のコストを下げられる外壁材には樹脂製のサイディングがあります。
樹脂系サイディングは確かに塗装部分ではメリットがある外壁材ですが、その一方でコーキング材を使わなければならないという側面もあります。
コーキングは弾力性があり優れているアイテムですが、その一方で経年劣化をするスピードが速いというデメリットもあります。
外壁塗装が不要とされる外壁材であっても、別の部位に劣化が進行するため結果としては塗装と同様にリフォームは必要です。
外壁塗装工事
外壁に使われる外壁材には色んな種類がありますが、基本的に一般住宅に使われている外壁材には「塗装」が必要です。
外壁塗装工事とは設置された外壁材に塗装を行う施工のことを指します。
かつてはトタンにペンキを塗るような外壁工事が多かったですが、現在の多くの住まいを見てみるとわかるように、トタン素材の外壁工事はずいぶん減りました。
多くのご家庭はサイディングを主体とした外壁材で建設されており、塗装もセットで新築時に行われます。
この他にも外壁塗装に関してはリフォームも行われています。
外壁塗装は塗料に寿命があり、おおよそ10年程度を超えると再塗装のシーズンを迎えます。
そこで新築時の塗装から10年程度経過すると再塗装がおすすめされています。
塗装は薄くなってしまうと外壁材を守る効果が薄れてしまうためです。
塗装工事は外壁材に機能性を付加することもできます。
例として、遮熱効果のある塗料をプラスすると、真夏の強い日差しをブロックする効果が期待できます。
どうして外壁工事の塗装は10年で再度必要になるの?
さて上記では外壁塗装の劣化の目安について「10年」という数字で示しましたが、どうして塗装は10年程度で再度必要となるのでしょうか。
外壁塗装は外壁材をコーティングする能力がありますが、毎日雨や風、紫外線を浴び続けています。
強い外気の影響を受け続けており10年近くになると塗料が薄くなってしまい、塗膜が剥がれてしまうのです。
こうした劣化の症状はウレタン系塗料やアクリル系塗料など塗料の種類によって耐用年数は異なります。
しかし、おおよそ10年を超えてくるとどの塗料も徐々に劣化が目立つようになります。
塗料の劣化を放置してしまうと外壁材に雨風が侵入するようになり、外壁材や断熱材が腐食してしまう可能性があります。
外壁材へのダメージが大きくなると修繕しなければいけない範囲が大きくなってしまいコスト高になります。
リフォームにおける塗装工事だけの場合よりも高額の費用が発生しまうのです。
そのため、塗装の劣化に気付いたら早めにリフォームを行うことが重要です。
外壁塗装工事を決める際の3つのポイント
「そろそろ我が家の外壁も補修が必要かなぁ…」と感じたら外壁塗装のリフォームを検討しましょう。
しかし、外壁塗装を決めるタイミングは見極めが難しいですよね。
そこでここからは外壁塗装工事を決める3つのポイントを解説します。
塗膜の剥がれを見つけたら
外壁塗装のリフォームを行う場合には「塗膜の剥がれ」をチェックしてみましょう。
塗料は外壁材に塗装を施工し、乾かすことで使用します。
しかし、経年劣化が進むと乾いた塗料の塗膜部分が剥がれてきてしまうのです。
ぺりぺりと本のページをめくるように塗膜が剥がれ落ちることもあるのです。
塗膜が剥がれると下地部分から塗料が浮いている状態を意味します。
この症状が進行すると外壁塗装が剥がれていくことを意味するため、早めにリフォームを行いましょう。
ひび割れを見つけたら
外壁塗装のひび割れも深刻なダメージの可能性があります。
外壁材は非常に細かいものなら放置しても良いですが、プロによる判断がおすすめです。
ひび割れの長さが見つけた当初より長くなっていたり、幅が大きくなってしまったものは早急にメンテナンスを行う必要があります。
ひび割れが進行すると外壁材の内部にも雨が進行する可能性があります。
外壁塗装のひび割れは2階部分や屋根付近に発生することも多いので、早めにプロの目線によるメンテナンスがおすすめです。
汚れが目立ったら
外壁塗装の汚れが目立ってきた場合には、外壁塗装のサインです。
汚れはカビなど湿気による影響のものが多く、日当たりが良くない場所は汚れやすい傾向があります。
例として、普段から土が湿っているような場所は湿気が滞留している可能性が高く、コケも外壁に発生していることがあります。
汚れも放置しておくとじわじわと外壁材の内部へと進行していく可能性があるため早めにリフォームを依頼することがおすすめです。
外壁工事は大掛かりになると費用が高くなる
外壁工事は外壁材の再設置や家全体の外壁塗装をやり直す場合、大掛かりになればなるほど費用は高額になります。
足場代も必要となり、工期も伸びてしまいます。外壁工事全般を安く抑えるためには、早めに工事を実施しましょう。
まとめ
この記事では外壁工事の中でも特に「塗装」に注目をしてお送りしました。
塗装は不要な外壁材もありますが、現在の住宅事情の中ではほとんどの場合に塗装が必要です。
大切な住まいを外敵から守るためにも、塗装の劣化が目立ってきたら早めにリフォームを行いましょう。
長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす
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