外壁工事にはどのような工程がある?知っておきたい施工について解説
外壁に関する工事は2つに分けることができます。
1つは塗装、1つは外壁材本体に関する工事です。
さまざまな外壁工事がありますが、今回は塗装工事と外壁工事の2つの視点詳しく解説します。
これからリフォームを検討されている方も、外壁に関心をお持ちの方もぜひお読みください。
外壁工事にはどのような種類がある?
そもそも外壁工事には一体どのような種類があるのでしょうか。
住まいの外壁をふと眺めていても、一体どのような工事が行われたあとに外壁として佇んでいるのか、イマイチわからないですよね。
外壁工事は2つの種類に分けることができます。まず1つ目は「外壁塗装工事」です。
この工事はすでに完成している外壁に、塗装の工事を施すものを指します。
日本の一般的な家屋の外壁はモルタルやサイディング材などが使用されていますが、基本的に塗装が無ければダメージが進行してしまう種類です。
そのため、多くの住まいの外壁には塗装が行われています。
外壁材本体を守る役割がある外壁塗装工事ですが、使用される塗料には色んなカラーバリエーションが存在しています。
日本の外壁材で人気のカラーはベージュやグレーなどモダンで落ち着いたカラーが多いですが、はっきりとしたブルーやピンク系の色もあります。
このように塗装には美観を整える効果もあるため、積極的に行われている工事です。
次に2つ目の工事は「外壁材本体に関する工事」です。
新築時に設置した外壁材にダメージが進行したり、雨漏りなどが生じた場合には、住まい全体の寿命を下げてしまう可能性があります。
そこで、実施されているのが外壁材本体を修繕する工事です。
修繕工事には主に2つの種類があります。1つは張り替え、もう1つはカバー工法です。
どちらの工事も塗装とは異なり外壁材本体に大きく影響する工事のため、塗装工事よりも費用がかかることが一般的です。
近年は古くなった外壁を上からカバーする「カバー工法」に注目が集まっています。
張り替えのように外壁材を一度解体する必要がなく、気軽に外壁材を丸ごとチェンジできるため、リフォームの一環として行われています。
このように外壁工事には種類が存在しています。
求めているリフォームの内容や、現在の外壁材の様子を踏まえながら適切に工事を決めることがおすすめです。
外壁工事はどのような工程で行われるの?
外壁工事には上記で触れたように、塗装工事と外壁材本体に関する工事がありますが、一体どのような工程で進むのでしょうか。
結論からいうと、新築時以外の外壁工事に着手する場合には、まず「メンテナンス」をされることがおすすめです。
外壁工事の中で最もライトな工事は塗装工事ですが、塗装のダメージが進行している場合には外壁材本体の工事を検討した方が良いケースもあります。
一方で、一般の方の目からすると外壁塗装が大きく剥げており、張り替えに悩んでいる場合でも雨漏りなど深刻なダメージがない場合は、経年劣化による塗装の剥げと思われるため、塗り替えだけで良い場合もあります。
この判断は外壁のプロでなければ難しいため、まずはメンテナンスを行うことがおすすめです。
でも、普段の生活の中で「外壁のメンテナンスをしよう」と決断する機会は少ないのではないでしょうか。
そこで、メンテナンスの目安を2つ紹介します。
まず1つは「築後10年前後」です。
新築後10年程度経過すると、まずは外壁塗装がダメージを受ける時期を迎えます。
外壁塗装の中でもシリコン系塗料などは耐用年数が10年程度とされており、次第に劣化が進行する時期です。
この時期に1度、外壁延滞のメンテナンスを実施しておくことで外壁のダメージの悪化を防ぐことができます。
また、小規模の外壁塗装の劣化程度なら、簡単に修繕できます。
2つ目の目安は「大規模な自然災害」です。
近年暴風や台風、ゲリラ豪雨などが多発しており、全国的に毎年多くの自然災害を経験しています。
自然災害後は外壁にダメージが起きていることが多く、なかには深刻なダメージが発生していることもあります。
飛来物がぶつかり、外壁材本体に大きな損傷が起きることも多いのです。
また、地震のあとは塗装のひび割れが進行することが多く、早めの修繕を必要とすることがあります。
安心して生活をするためにも、自然災害のあとは早めにメンテナンスを実施してください。
なお、自然災害によるダメージの場合、火災保険の支払い対象となる可能性があります。
早めに請求をしないと支払いに嫌疑が生じる可能性があるため、早めの手続きがおすすめです。
外壁工事の施工とは?工程の流れを知ろう
では、外壁工事に具体的に着手する場合には、どのような施工になるのでしょうか。
ここからは工程について簡潔に紹介します。
外壁塗装の流れ
外壁塗装工事を実施する場合、現在のダメージ状況などを確認します。
その後、塗料の種類を選定のうえで足場を組立、住まい全体の塗装を施工します。
外壁塗装は外壁材本体を剥がす必要がないため、足場の組立てと解体以外では騒音が発生しにくい工事です。
塗装後は乾かして、施工完了と共に足場を解体します。
家のサイズにも寄りますが80万程度以上の費用がかかります。
うち、15~20万程度は足場の設置代として請求されることが多いでしょう。
張り替えの流れ
外壁材にダメージが見つかり、塗装だけでは外壁材を補いきれない場合には、張り替え工事を検討しましょう。
張り替え工事は既存の外壁材を一度スッキリと剥がし、そのうえで張り直す工事を実施します。
解体作業をともなうため、騒音が生じやすく注意が必要です。
既存の外壁材をまったく同じものにする必要はなく、これを機会に全面的な住まいのリフォームを行う人も多くなっています。
塗装工事と同様、こちらも足場の設置と解体が必要です。
カバー工法の流れ
張り替えよりも安価に外壁材を変えたい場合には、カバー工法という工事がおすすめされています。
カバー工法は既存の壁に蓋をするようにして設置するもので、解体工事が生じません。
重ね張り工事とも言われているのですが、既存の壁を残したままで壁を設置するので、現状の壁よりも厚みが発生します。
ただし、カビなどがある場合にはそのまま蓋をしてしまうことになるため、慎重に工事を検討する必要があります。
まとめ
今回の記事では外壁工事の工程について、工事の種類にも触れながら詳しく解説を行いました。
外壁工事にはいくつかの種類がありますが、どの工事を実施する場合でもまずは「メンテナンス」を行うことがおすすめです。
外壁工事は現在の外壁の状況に合わせて、適切な内容の工事を実施しましょう。
長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす
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