外壁工事の時も快適に過ごす為には
これから気温が高い時期やコロナ対策の面でも換気を行いたいけど、
外壁塗装中はどうしたらいいのだろうと疑問に思う方も多いでしょう。
カーテンや窓を開けて気持ちの良い空気や光を部屋に取り入れたいものですが、
外壁の工事を行う際には注意しておかなければなりません。
約2週間に及ぶ外壁塗装工事では、職人が家の周りで様々な作業を行いますので、
生活環境が普段とは多少変わってしまう可能性があります。
しかし、人が住めないほど生活しにくい環境になってしまうわけではなく、
ほとんどの不便さは、事前の対策によって和らげることも可能です。
今回は、外壁塗装中に起きる生活への支障や必要な対策についてご紹介します。
・外壁中に起こる生活への支障
カーテンや窓が開けられない
業者が外壁塗装を行なっている間は、基本的にカーテンや窓を開けることはできません。
塗料が飛び散らないように養生をして塗装工事を行います。
窓もマスキングテープやシートでカバーすることになりますので、必然的に窓を開けることはできなくなってしまいます。
さらに、カーテンを開けていると業者から部屋の中が丸見えになってしまうため、カーテンも閉めて生活する方が多いです。
また、臭いや防犯の面でもカーテンや窓を閉めておくことをおすすめします。
塗装を行なっていない箇所であれば、養生を行いませんので、
どうしても換気を行いたい場合や太陽光を部屋に入れたい場合は、業者に施工のタイミングを尋ねておきましょう。
洗濯物が干しにくくなる
部屋の窓だけでなく、ベランダの窓や床、手すりなども、外壁や屋根の塗装中はシートで養生されますので、
一時的にベランダに出入りできなくなり、洗濯物などを干せなくなります。
また、塗装工事中は、塗料が洗濯物に飛び散ったり、風で洗濯物が飛ばされて、
塗装したばかりの壁に付着したりする恐れもあるため、業者のほうから、洗濯物を干さないよう指示されることもあります。
洗濯物を干せなくなる期間は業者によって異なり、「高圧洗浄作業や塗装作業中の数日間だけ」という業者もあれば、
細心の注意を払うために、「足場を組んだ日から工事完了まで干さないでほしい」という業者もあります。
いずれにせよ、万が一、洗濯物を干していたことが原因で、塗装が失敗したり、洗濯物が汚れたりすると、
業者とのトラブルになりかねませんので、塗装工事中は屋外に干さないように工夫することをおすすめします。
騒音が発生する
外壁塗装では、騒音が発生します。 いつもの生活とは違って、「うるさい」と感じる場面が多々あります。
足場の設置・解体、高圧洗浄機の音はどうしても発生してしまいます。
また、塗装する職人の話し声が気になるという方もいるでしょう。
住宅のすぐ外で作業することになるため、家の中に音が聞こえてきて不快に感じてしまうこともあるかもしれません。
また、事前の対策を怠ってしまうと近隣住民とトラブルが起きてしまうケースもあります。
空き巣や盗難などの犯罪リスクが高まる
実は、外壁塗装が行われている間は、空き巣や盗難被害などの犯罪リスクが高まる期間になります。
施工中は、様々な人が出入りすることになるため、
そのなかに関係者以外の人間が紛れ込んでしまっていても違和感を抱きにくいでしょう。
また、足場が設置されていることで、住宅へ侵入しやすくなってしまうというリスクもあります。
足場を使って部屋の中のものを盗んだり、盗撮する被害も起きてしまうかもしれません。
足場やシートなどで覆われているから安心だろうと考える方も多いかもしれませんが、
犯人にとっては逆に好都合となってしまう点も大いにあります。
外壁塗装を行う際には、防犯対策も必要であるということを把握しておきましょう。
・外壁塗装中の対策
カーテンや窓を閉め、戸締りを徹底する
外壁塗装中には、防犯の基本の対策を行うことが大事です。
カーテンや窓を閉めて、戸締りを徹底するようにしましょう。
空き巣や盗難などの犯罪リスクが高まりやすくなるため、いつも以上に戸締りを気をつけましょう。
カーテンが開いていると、外から覗きやすくなり家族構成や部屋の間取りなどが把握しやすくなってしまいます。
室内が見えない状態にしておくことで、被害を防ぐことができます。
部屋干しできる環境を整えておく
塗装工事中は、換気がしにくくなり、洗濯物も干せなくなりますので、
浴室乾燥機や室内用の乾燥機など、部屋干し用のアイテムが必須です。
もし、部屋干し用のアイテムをお持ちでないときは、
塗装工事期間中だけ通う、乾燥機が設置されたコインランドリーや、部屋干し用の乾燥機をレンタルできる知人などを、
工事が始まる前に見つけておくとおいでしょう。
事前に近隣住民に挨拶、説明を行う
騒音トラブルを防ぐために、事前に近隣住民に挨拶回りを行い、施工の説明を行うことが大事です。
職人の話し声以外に発生する施工期間中の騒音は、使用する機械の問題ということもあって抑えることが難しいでしょう。
近隣住民からすると、いきなり工事の音が聞こえてきて、いつまで続くか分からないということで不快に感じてしまいます。
事前に挨拶があるのとないのとでは、工事の音に対する感じ方が変わってきます。
外壁塗装が終わった後の関係性にも影響してきますので、近隣住民に対する配慮が必要です。
事前に業者と確認し、防犯装置を設置する
防犯カメラや防犯センサーなどの防犯装置を設置することも防犯対策として有効です。
また、足場を工夫して関係者以外は立ち入れないようにするといった対策を行う場合もありますので、
事前に業者と相談・確認をしておきましょう。
足場の出入り口にフェンスや鍵があると、犯人は侵入に時間が掛かると判断し、空き巣や盗難の被害を防ぐことができます。
関係者の中に紛れ込むリスクを避けるために、極力業者を含めて人を室内に入れないようにするということも大事です。
まとめ
外壁塗装中は、騒音や臭いの問題が起きやすく、空き巣や盗難・盗聴などの犯罪リスクも高まる期間になります。
事前に対策を行うことで、近隣住民とのトラブルや臭いに関するストレスが抑えられ、防犯も可能です。
色やデザインを重視することも大事ですが、起こりやすい問題と対策についても把握しておきましょう。
長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす
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