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外壁工事の必要性が分からない方へ|外壁や屋根の工事を解説

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住宅には色んな外壁材が使われており、素材に合わせて外壁塗装が必要となる場合があります。
外壁に関しては素材・塗装のいずれについても専門知識が必要であり、業者に任せきりとなりやすいものです。

 

しかし、外壁工事の必要性が分からない場合は費用に疑問もあるでしょう。
回は外壁工事に必要性についてご紹介します。

 

外壁工事って本当に必要なの?

新築時には家の完成のために必ず外壁材が設置されることになりますが、建売住宅の購入時にはすでに家が完成しており、外壁材や外壁塗装の指定をご自身でなさることはできません。

 

また、新築時であってもセミオーダー方式の注文住宅の場合にはすでに外壁材や塗装の種類がある程度指定されていることが多く、外壁の「色や雰囲気」だけを伝えて完成に臨むケースもあります。

 

壁紙や水回りといった内装部分と比較すると、外装部分である外壁工事は専門業者の意見に任せきりとなりやすい部分です。
でも、外壁材も外壁塗装も、外壁工事に関する費用は決して安いものではありません。

 

そのため、外壁工事に関する見積もりを見ると、「本当に必要性のある工事なのか」と疑問に感じる人も多くなりがちです。
しかし、外壁は大切な家を守る鎧となる部分であり、重要な工事です。

 

そこで、以下に外壁工事の種類について解説します。

 

外壁工事はどんな施工をしているの?

外壁工事の種類は2つに分類することができます。

 

まず1つ目は「外壁材の設置」の工事です。
こちらは新築時にメインに行われる工事で、色んな屋根材の種類の中から選択を行い外壁材の設置工事を行います。

 

新築時にはまず、屋根材や外壁材といった家の外側を完成させる工事を仕上げ工事のスタートとして行い、その後内装工事や電気工事が実施されていきます。

 

外壁材は断熱材の雨や風の侵入から守ることはもちろん、紫外線や雨風から住まい全体を保護する役割があります。
外壁材は耐用年数が長いものが設置されますが、傷みが進行する場合にはメンテナンスを行いリフォームする必要があります。

 

2つ目の外壁工事は「外壁塗装工事」です。
外壁材の設置の工事が本体ならば、塗装は化粧の役割を担う工事です。

 

外壁塗装は不要な外壁材もありますが、一般的な住宅の場合には行われることが多いでしょう。
外壁材に下地の施工を行い、美しく塗装で仕上げていく工事です。

 

外壁塗装工事はレンガやタイルなどの素材には不要とされるのもあり、必要性に疑問を感じる人も少なくありません。

 

ただし、外壁材を守る効果があること、塗装によって個性豊かな家を作ることができること、さらに外壁材の工事リスクを大幅に下げることができることから必要性は極めて高い工事と言っても良いでしょう。

 

外壁工事と呼ばれるものはこの2つであり、基本的な費用としては外壁材本体に関係する工事の方が高い傾向にあります。

 

外壁塗装の必要性を今一度学んでみよう

外壁塗装に関しては消費者センターへ悪質な業者の報告も挙げられているためか、塗装自体を行いたくない、と感じる人もいるようです。しかし、外壁塗装は現在日本の外壁材のほとんどに必要と言っても良いでしょう。

 

現在新築の住宅は建売・注文のいずれの場合であっても窯業系のサイディング材が使われていることが多く、この素材は外壁塗装を必要とする素材です。

 

窯業系のサイディング材はセメントを主体として頑丈な素材として人気がありますが、素材には防水の機能がありません。
そのため防水性の機能がある外壁塗装でしっかりと外壁材をコーティングすることが必要です。

 

外壁材の弱点は外壁塗装をすることでカバーできるため、塗装は新築時にはほぼ行われています。

 

外壁塗装の負担を下げる外壁材はあるのか

外壁塗装は外壁だけではなく屋根にも必要な工事ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁塗装は塗料を使ったコーディングに過ぎず、月日の経過とともに剥がれていく性質があります。

 

色が薄くなっていったり、剥がれていったりとどうしても劣化の症状は起きてしまうのです。

 

外壁塗装は10年を目安にメンテナンスが必要とされているため、新築後の10年点検時には外壁や屋根の塗装状態を確認することが一般的です。

 

では、外壁塗装の負担を下げられる外壁材はあるのでしょうか。
窯業系サイディングが人気の現在の住宅事情ですが、樹脂系サイディングの場合はメンテナンスがフリーと言われています。

 

実際は簡単な外壁塗装を行うケースが多いですが、樹脂系サイディングをあえて選択することで外壁塗装の負担を下げることも可能です。

 

先に少し触れましたが、タイルなどの素材も外壁塗装が不要です。
しかし、タイルによる外壁工事にも別の外壁工事が待ち受けていますので以下で解説します。

 

外壁材をつなぐためのシーリングとは

外壁工事はご紹介のとおり外壁材の設置工事と外壁塗装に関する工事の2つに分類できるのですが、外壁工事や外壁塗装のメンテナンス時には頻出するある作業があります。

 

それは「シーリング」に関する工事です。

 

シーリングとは外壁材のつなぎ目を埋める素材のことで、コーキングとも呼ばれています。
この素材は外壁材の設置の際に生まれてしまう隙間を埋めるための素材です。

 

人気のサイディング材にも設置の際には隙間が生まれてしまうので、コーキング材を充填していきます。

 

また、古くなったモルタル外壁の隙間を埋めるためにも使われており、外壁や屋根に係る業者なら当たり前に扱う素材、と言っても良いでしょう。

 

シーリングは弾力性に優れているため隙間を埋めるには抜群の能力を発揮しますが、その一方で劣化しやすいという弱点があります。
月日の経過とともに肉割れと呼ばれるような症状を起こしやすいのです。

 

また、剥がれてきてしまう場合も多く、定期的に再度シーリングを充填する工事を実施する必要があります。
なお、わずかなコーキングの剥がれや補修であれば、ご自身で対応することもできます。

 

放置をするのではなく、「ホームセンターなどで販売されている補修材でトライしてみてくださいね。
なお、大幅なコーキングの劣化の場合にはぜひプロのメンテナンスがおすすめです。

 

シーリングの寿命は結構短く、10年未満とされています。

 

まとめ

今回の記事では外壁工事の必要性という視点から、外壁工事の種類やシーリングに関して詳しく解説を行いました。
この記事を読んだあなたは今日から外壁マスターです。

 

外壁工事の必要性はなかなか実感をしにくいものですが、大切な住まいを守るためにも外壁材の選定、塗料の選びかたもどうぞ抜かりなく積極的に参加してみてくださいね。

 

長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす

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