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外壁の防水性を高める工事についてくわしく解説します

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建物の雨漏りは屋根からだけではないということをご存知ですか?
外壁にヒビがあったり 塗装がはがれていたりすると、そこから雨水が浸入し雨漏りする可能性があります。

 

雨漏りを放置していると二次被害が広がり、結果的に大きな被害に繋がる危険性があります。
このような被害に合わないために外壁の防水性を保持する必要があります。

 

こちらの記事では外壁の防水性を高める外壁塗装工事やシーリング工事について詳しく解説します。

 

外壁の防水機能が低下すると

建物の外壁は外壁材の表面に塗料を塗ることにより雨水が侵入するのを防いでいます。
建物の様々な工夫の中で一番外側に位置しているのは塗料の膜である「塗膜」です。

 

塗膜は紫外線や熱などの影響を受け経年劣化していき防水機能が低下していきます。
外壁の防水機能が低下すると雨水が浸入していき、そのままにしておくと雨漏りが発生します。

 

雨水が外壁材内部の防水シートに浸入してしまうと、防水シートは破損し大規模なリフォームが必要になります。

 

さらに雨漏りを放置していると外壁内部の湿気により木材が腐食しシロアリの発生を誘発してしまいます。
シロアリを発生させる原因の8割が雨漏りによるものだといわれています。

 

外壁の防水機能低下の兆候

外壁からの雨漏りを防ぐためには、外壁の防水機能が保たれているかをチェックしながら定期的な外壁塗装を行うことが望ましいです。

 

一般的なタイミングとしては築10年と言われていますが環境によって劣化の状態も異なってきます。

防水機能の低下につながる兆候をご紹介します。

 

チョーキング現象

チョーキング現象とは外壁の表面が劣化し、手で触ると粉状の物が付着します。この現象は防水機能の低下の初期段階です。

 

外壁材の表面の0.3 mm 以上のヒビ割れ

幅0.3 mm以上のヒビ割れが見られた場合は 早めの補修が必要となります。

 

シーリングの縮みや割れ

サイディング外壁に使われているシーリングも経年劣化し縮みや割れなどの現象が見られます。

 

シーリングの劣化を放置したままにすると隙間から雨水が侵入する可能性があります。早めの対処が必要です。

 

塗装がはがれている

塗膜が劣化していくとはがれが生じます。はがれる時期は使用している塗料の種類や環境により異なります。
はがれを放置していると雨漏りに繋がる可能性があります。早めに補修する必要があります。

 

防水性の高い外壁塗装の工法

外壁塗装工事でより防水性を高めるには、弾性塗料というゴム系の素材で作られた塗料の使用がお勧めです。
弾性塗料は防水性が高く伸縮性に優れていてヒビ割れに強いのが特徴です。

 

多少のヒビ割れであれば塗膜が伸びてカバーしてくれます。
弾性塗料を使った3つの工法をお伝えします。

 

単層弾性仕上げ

単層弾性仕上げは、一般的な戸建住宅で使われることが多く、できるだけ費用を抑えたい場合にお勧めできます。
施工が簡単なので工期も短いです。

 

密着性を高めるシーラーで下塗りをし、その後弾性塗料で中塗り、上塗りをして仕上げる工法です。
デメリットはあまり長持ちしない点です。
塗り替えの回数が増えてしまい結果的にコストパフォーマンスが悪くなる懸念があります。

 

複層弾性仕上げ

複層弾性仕上げは単層弾性塗装に比べ、より防水性能が高まります。
一般的な戸建て住宅ではあまり行われませんが、予算に余裕があり、できるだけ長持ちさせたい場合にはこの方法がおすすめです。

 

この工法はシーラーでの下塗り、弾性塗料を使った中塗り2回に加え、上塗り2回の5度塗りで仕上げる工法です。
塗膜が厚くなるため防水性や耐久性が高まります。また、上塗りで使う塗料が自由に選べます。

 

費用が高くなるのがデメリットです。

 

微弾性仕上げ

微弾性仕上げは弾性塗料を使った外壁工事の中でも最もリーズナブルな工法です。
軽度のヒビ割れであれば、微弾性フィラーが埋めてくれるので費用が抑えられます。

 

微弾性フィラーは接着剤の役割をするシーラーと、下地の凸凹を埋めて調節するフィラーの両方の性質を兼ね備えた下塗りに使われる塗料です。下塗りで防水対策されているので、中塗り、上塗りの塗料が自由に選べます。

 

デメリットとしては、長持ちしない点です。

 

外壁の防水性を高める工事の費用相場

弾性の高い防水塗料は1缶約5万円程度〜約7万円程度と高額です。塗装面積や工法によって変わってきますが、外壁を弾性塗料で2度塗りした場合5缶は必要になります。

 

つまり塗料だけでも約25万円程度〜約35万円程度かかるということです。
微弾性仕上げに用いられる微弾性塗料の場合は1缶約1万5千円程度〜約4万円程度ですから、弾性塗料の7割〜8割程度です。

 

外壁の工事には塗料以外に足場の設置費、養生費、ゴミ処理の費用が必要になります。相場としては約60万円程度〜約150万円程度と考えておくと良いでしょう。

 

部分補修の場合の相場は以下の通りです。
(あくまでも目安の料金です。なお足場や養生が必要な場合は別途加算されます。)

 

ヒビ割れ:約2,000円程度〜約3,000円程度/m
はがれ補修:約4,000円程度〜約6,000円程度/㎡

 

シーリングの防水工事も大事

シーリング工事とは外壁のボードとボードのつなぎ目をシーリング材で埋め、防水性や気密性を高める工事です。
サッシの金具と壁のつなぎ目などにも行われます。

 

シーリング工事を行うことで建物の隙間から侵入する雨水の侵入を防ぎます。
さらに、地震などの揺れに際して、シーリングが伸び縮みして建物を漏水などから守る効果もあります。

 

シーリング材は一般的に約5年程度で劣化が生じてきます。
これを放置しておくとヒビ割れの隙間から雨水が侵入し雨漏りの原因になることもあります。

 

定期的なシーリング工事を行うことにより建物の寿命を延ばすことができます。
シーリング工事では、施工条件に合わせて適切な器具や材料を選ぶ必要があり、キメ細かな作業が確実に行われる必要があります。

 

工事担当者の経験やスキルが重要です。
雑な工事をすると後々ヒビ割れや水漏れなどの不具合につながります。
工事を依頼する際には実績のある業者を選ぶことが重要です。

 

まとめ

雨漏りや外壁のヒビ割れは建物全体の劣化を加速させる要因になりますので気になる兆候が見られたらすぐに専門家に相談しましょう。

 

また、外壁の塗装を行う前にはしっかり診断を行うことが大切です。
無料で診断を行なっている業者もたくさんあります。

 

2社以上の業者に診断を依頼して診断結果を見比べてみることをお勧めします。

 

長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす

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