外壁工事はどのような流れで行われる?工事内容別の流れを解説
これから外壁工事を行う方は、一体工事がどのような流れで行われているのか気になりますよね。
外壁工事にはさまざまな工事内容がありますが、工事内容によっては足場に覆われることもあります。
そこで、今回の記事では工事内容別に流れを解説します。
ぜひ工事の際のヒントにお役立てください。
外壁工事にはどのような種類があるの?
「外壁にダメージが見つかった」
「外壁工事を依頼したいけど、生活に影響はあるかな」
このようなときには外壁工事を検討したり、工事内容について調べたくなりますよね。
では、外壁工事には一体どのような種類があるでしょうか。
外壁塗装工事
外壁材の多くは塗装工事が必要です。多くのご家庭で使われているサイディングは塗装を行う必要があります。(現在多くのお住まいで窯業系サイディングが使用されています)
塗装は美観を保ち、防水効果もありますが、雨風や紫外線の効果により劣化してしまいます。塗装にも種類があり、長持ちするタイプも登場していますが、平均化するとおおよそ10年程度で塗料の耐用年数を迎えます。
そこで、外壁塗装のリフォームが行われています。塗料を塗り替えることにより外壁材の保護力をアップするのです。外壁塗装の工事を行う際には、外壁材同士の隙間を埋めるコーキングも補修することもあります。
カバー工法による工事
カバー工法とは、外壁材の上から新たな外壁材を貼る工事です。既存の外壁材を残したままリフレッシュできるので、解体作業がいりません。
既存の外壁材のイメージを一新することができるため、まるで大きなリフォームを行ったような雰囲気を得ることができます。新たな外壁材として使用されているのは金属サイディングです。
カバー工法は外壁だけではなく、屋根工事にも使用されている人気の手法です。
張り替え工事
外壁材に雨漏りが発生し、既存の下地などにもダメージがある場合には、張り替え工事を実施しています。張り替え工事は既存の外壁材を剥がす必要があるため、解体作業が必要です。シロアリの被害に遭っている外壁材のリフォームにも使用されています。
今までの外壁材を下地から一気にやり直す工事のため、大掛かりにはなりますが心配ごとが丸ごと払拭できる工事です。改築工事や古くなった家に増築を行う際などに実施されています。
工事内容別の流れを解説
外壁工事には上記の通り3つの工事内容があります。では、実際に工事を依頼するとどのような流れになるでしょうか。
工事内容別に解説します。
外壁塗装工事の流れ
外壁塗装工事を行う場合、メンテナンスを経たあとにスタートします。
足場工事で建物全体に足場を組み立てし、高圧洗浄を使って外壁を綺麗に掃除します。実は施工主の方も驚くほど、外壁は汚れているのです。再度塗装をする前に綺麗に洗浄することで、塗りの作業後も美しく映えるようになります。
高圧洗浄後は外壁の下地部分について、コーキング剤を使って補修します。塗装は劣化するとひび割れが発生するためです。ひび割れは放置しておくと、そこから雨水が侵入してしまうため補修が必要です。
劣化したコーキングがある場合は取り除き、新たなコーキング剤を補充します。
その後、ようやく塗装工事に進みます。塗料の飛沫を防ぐために必要箇所を養生し、下塗り・中塗り・上塗りの工程を進めます。必要箇所の修繕(例・軒天の板金の補修など)を完了させれば工事が完了します。
最後に足場を解体し、施工完了です。外壁塗装工事は10日間~2週間程度の期間があればゆとりをもって完成できます。
カバー工法による工事の流れ
カバー工法による工事の施工は、塗装時と同様に足場工事を進めるところから始まります。塗装後に額縁の取り付け作業を行い、外壁の補修工事を行います。錆がある箇所などの補修です。
その後、必要部材の劣化があれば交換し、外壁材の貼り付けに移ります。金属サイディングを用いて貼り付け子、コーキングを使って隙間を埋めます。貼り付けが終われば工事完了です。
カバー工法は塗装工事より早く終わることも多く、10日ほどで完了します。
張り替え工事の流れ
張り替え工事は解体を伴うため、上記2つの工事よりも施工日程は長くなります。まずほかの工事と同様に足場工事を行い、建物を囲います。従来の外壁を解体したあとに、下地処理を行います。
その後、新しい外壁材を設置し直し、コーキングで外壁材の隙間を充填します。最後の足場を外せば施工完了です。工期は2週間以上かかることが多いので注意が必要です。
外壁工事を決める前に知っておきたい3つのこと
外壁工事には塗装・カバー工法・張り替えの3つの工事がありますが、どの工事にもメリット・デメリットは挙げられます。例えば、張り替え工事は外壁材を全面的にリフォームできるため素晴らしい工事です。
しかし、費用は断トツで高くなるためお財布事情と要相談になるでしょう。塗装工事は外壁の美観を取り戻せる美しい工事ですが、既存の外壁材に深刻なダメージが進行している場合には、塗装工事だけでは不十分です。
そこで、外壁工事を決める前には、以下3つのことを確認しましょう。
外壁工事の前にはメンテナンスをしよう
施工主の方が目に留まる場所以外にも、外壁には深刻なダメージが進行している場合があります。2階以上の部分に深刻なひび割れがあることも少なくありません。
外壁工事を決める前には、どのような工事を行えば住まいが回復できるのかを決めるために、メンテナンスを依頼しましょう。
見積もりを取得しよう
外壁工事にはさまざまな業者が存在しています。塗装を得意とする業者もいれば、板金業を中心としておりカバー工法の施工を実施している業者もいます。必要な工事内容を決めたら、複数の業者に依頼をし、見積もりを取得してください。
業者によって施工費用には差異があるからです。安すぎる業者は追加費用を請求してくる可能性があるため、3~5社程度の見積もりを取得し、平均的な相場を把握してから業者を決めましょう。
将来を見据えよう
外壁工事は内容によって価格差があるため、できるだけ安く抑えようとすると塗装工事のみを選ぶ人もいます。
しかし、これからも長く住まいに暮らす場合には、メンテナンスコストのことも踏まえると一度大掛かりなリフォームを行った方が得、という考え方もできます。
外壁工事を依頼する際には、将来も見据えて工事するようにしましょう。
まとめ
この記事では外壁工事の流れについて、工事内容別に詳しく解説を行いました。
外壁工事には色んな方法があるため、現在のお住まいに合った工事方法を選ぶ必要があります。適正な工事を実施すれば、これまで以上に住まいは長持ちします。
まずは外壁の専門家にご相談ください。
長崎県長崎市で外壁工事・屋根工事・水回りリフォームを請け負う株式会社まちのてらす
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